【うつ病経験者が教える】うつ病初期症状3選
こんにちは。じゅんたろうです。
今回はうつ病の初期症状をお伝えしようと思います。
私はもう10年程度、うつ病・強迫性障害・不眠症と戦い続けています。
その中で、うつ病の初めの段階に出た症状を3つに厳選してシェアします。
必ずしもここに書いてあることが発生したからといって、うつ病とは言い切れません。
あくまで、一例として参考にしてもらえればうれしいです。
うつ病初期症状その1 いつも以上に無気力になる
まず私がうつ病になりかけていたころを振り返ると、何に対しても無気力になっていました。
ここで大切なのは「いつも以上に」無気力だったということです。
誰だって仕事や学校などで嫌なことがあれば多少無気力になって、何にもやる気でないみたいな感じになることもあると思います。
ただ、うつ病というのはそのレベルを超えてしまった状態です。
いつもなら気持ちを切り替えようと、コーヒーを飲んだり、好きな音楽を聴いてテンションを上げれば何とかなるのに、その気持ちを切り替えるアクションにすら無気力になってしまうような感覚です。
私の経験だと、仕事でしなければいけないことがあると頭ではわかっているのに、気力が全くでない状況になりました。
まるで体が拒否しているような感覚となり、何とか仕事を始めてもぼーっとしたり、やりたくないという負の感情がずっと湧き出てきて、億劫で仕方がなかったです。
そしてずっと無表情でした。自分で無表情だと気が付くほど、感情がなくなっていたのだと思います。
少し疲れている時と症状が同じなので、これだけでうつ病と断定してしまうのは危険ですが、無気力が続くことによって、日常生活に支障が出る場合は注意が必要です。
うつ病初期症状その2 突然涙がでる
涙もろくなるとはちょっと違うんですが、ほんの少しでも感情の上げ下げがあった際に突然涙が止まらなくなるようになりました。
自分でも驚くくらい、すぐ涙が出てきます。何も感動なんかしていないのにぽろぽろと涙が止まりませんでした。
例えば、仕事を始めようとしてパソコンを開けただけなのに涙が出ることもありました。
今思うと、ここで思い切って休めばよかったと思います。
よっぽど仕事に対してストレスを感じていたんだと思います。
涙が出るって体からの重要なシグナルだと思うので、
皆さんは見落とさないようにしてくださいね。
感動の涙なら問題ないと思いますが、パソコンを開けるなどの客観的にみて通常の行動を行った際に出る涙はよく観察してみてください。
それで、少しでもおかしいと感じたら早めに専門家に意見を求めに行ったほうがよいです。
何事も早い段階で手を打ったほうが回復も早くできるので、
仮に早とちりだったとしても行動できる気力があるうちに動いてみてくださいね。
うつ病初期症状その3 電車に乗ることが怖くなる
少し重めの話になりますが、私がうつ病になりかけていた時は電車移動が怖くなりました。
なぜなら、飛び込めば楽になれるのような思考が生まれ始めていたからです。
会社に行く → 仕事が待ってる → つらい → 飛び込めば楽になるかもしれない
→ 電車が怖いのような思考回路でどんどん深みにはまっていきました。
ただ、そういうことを考えるだけで、実際に本気で実行したいとは思っていないと判断できてはいました。(おそらくここが初期症状とその先との境目な気がします。)
これが、その判断が出来ないような状況になると危険なので、これは完全に病院へ行くことをすすめます。
以上が私の経験を元にしたうつ病の初期症状です。
「重度」・「軽度」という区分けをするのは賛否両論ありますが、
あえて「重度」・「軽度」と区分けして何が基準になるかというと、
自分で「うつ病かもしれないと判断できるかできないか」だと思います。
うつ病が進行していくと、何が正常で異常か判断つかなくなります。
これが一番危険な気がします。
上に何回か書いていますが、正常な判断ができるうちに、行動できる余力があるうちに少しでもおかしいと感じたら病院で診察を受けてみてくださいね。
皆さんの生活のヒントにちょっとでも貢献できたら嬉しいです。