【うつ病経験者が教える】うつ病の方が考えていること
こんにちは。じゅんたろうです。
うつ病の方がどんなことを考えているか気になりませんか。
「考えていることが分かれば、さらに寄り添えると思うのに。」
「どこまでふれていいのかわからない。。」と言った疑問にお答えします。
前半では「うつ病の方が考えていること」を、
後半では「うつ病の方が求めているアクション」を紹介したいと思います。
うつ病の方が考えていること
うつ病の方が考えていることは大別すると3つあると思います。
①迷惑をかけてしまって申し訳ないという仕事などで関係のある方への気持ち
②辛い・苦しいという症状に対する気持ち
③何も考えたくないという現状を放棄する気持ち
一つづつ説明していきますね。
①迷惑をかけてしまって申し訳ないという仕事などで関係のある方への気持ち
うつ病になってしまう方は、いろんなことで真面目な場合が多いです。
自分が休むことになって相手に何かしら影響があると、申し訳ないということ気持ちを抱くことが少なくありません。
自分が休まなければ、作業の負荷が増える人もいなかっただろうな。。
なんか、申し訳ないな。。のような感じで気持ちを落ち込ませてしまうパターンがよくあると思います。
この相手に対して申し訳ないと感じることでさらに精神的負荷が上昇し、辛くなってしまうという負のスパイラルに陥ってしまうんですね。。
真面目過ぎる!と感じる方もいると思いますが、それが良いところの裏の部分なので、折り合いをつけていくしかないです。
これが、うつ病の方が考えていることの1つ目です。
②辛い・苦しいという症状に対する気持ち
まっすぐに辛い、苦しいと考えていることは、おそらくうつ病の方の思考のほとんどを占めるのではないでしょうか。
理由は明確で単純に辛く、苦しいからです、
頭はまわないし、体は重いし、気持ちは沈んでいるし、でも時々ハイになったりして、もうどうしてよいかわからないということがたくさん起きます。
そんな状況では、辛い、苦しいというのは自然な気持ちだと思います。
もうきつ過ぎるのような気持ちで生活している方もたくさんいると思います。
うつ病を乗り越えるには必要段階ですが、ゴールが見えないと本当に辛いんです。
これが、うつ病の方が考えていることの2つ目です。
③何も考えたくないという現状を放棄する気持ち
これは「何も考えたくないということ」を考えるということになります。
少しわかりづらいですが、うつ病になると考えることを放棄したくなります。
でも放棄することはできないんですね。
結局、何かを考えてしまうということがよくあります。
なので、考えたくないと逃げ出そうとしても、また自分から戻ってきてしまうという矛盾した感じに思考が陥ってしまうんです。。辛い。。
これが、うつ病の方が考えていることの3つ目です。
うつ病の方が求めているアクション
続いて、うつ病の方がこうしてほしいと思っているアクションについてお話します。
こちらも3つほど紹介します。
①話を聞いてほしい
②助言をしないでほしい
③感情の波があるので、イライラしてても許してほしい
①話を聞いてほしい
話を聞いてほしいと思っているのはうつ病の方でも同様です。
ストレスがたまったとき時とか、誰かに愚痴りたくなりますよね。
それと同じで、うつ病の方も日常がつらい状況なので、話を誰かに聞いてほしいんです。
話を聞いてくれるだけでとても心が楽になるので、もし周囲にうつ病の方がいて、
話をしてきたら、聞いてあげてほしいと思います。
②助言をしないでほしい
うつ病になった際に色々助言をしてくる方がいますが、
正直私からすると、ほっといてくれって思ってしまいます。
どこから聞いてきたのかわからないですが、朝は〇〇したほうがいい、寝る前には△△したほうがいいなど伝えられても、それを行うことへのエネルギーが足りない状況なので正直無理なんです。。
なので、助言をするのではなく、受け止めるてあげるというのことに重きをおいて行動してもらえるとよいのではないかと思います。
③感情の波があるので、イライラしてても許してほしい
うつ病なので、感情に起伏がどうしても出てしまいます。
なので、タイミングによっては不機嫌な時に話しかけられると、
イライラした態度をとることもあります。
誤解しないでほしいのは、嫌いになったとか、いやがらせをしてやりたいのようなことは全く思ってなく、ただシンプルに不機嫌だったというだけなんです。
そして不機嫌だった理由は特に理由はなく、うつ病による感情の波によるものなのです。
ですので、不機嫌な態度をとられた際はイラっとするかもしれませんが、全くわざとではないのでご理解いただけると幸いです。
以上がうつ病の方が考えていることです。
少しでも皆さんのお役に立てましたら嬉しいです。