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【現役SEが教える】 SEに求められるスキル5選!

  

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コーディングのイメージ



こんにちは。じゅんたろうです。

 

皆さんはSEに対してどのようなイメージを持っているでしょうか。

黒い画面に黙々とコーディングをしているのが、一番多いイメージかと思いますが、

実際はそこまでプログラミングをする機会は多くないと思っています。

 

今回はSEになりたいけど、どのようなスキルが必要かいまいちわからないという疑問に現役SEである私がお答えしたいと思います!

 

SEになりたい方は就職・転職の参考にしてほしいです。

 

 

 

 

SEに求めらるスキルその1 PC操作スキル

当たり前だろ!という声が聞こえてきそうですが。。

しかし、一番最初にPC操作スキルを上げたには理由があるんです!

PCは毎日触っているよ!っていう方もいると思いますが、営業や事務の方とSEのPC操作スキルには壁があるように思います。

 

どの辺が違うかというとSEとSE以外の職種の方とでは、

下記3点に大きな差があると感じています。

 

①把握しているショートカットキーの量が多い

SEはショートカットキーを結構な量を覚えています。

体にしみこんでいると言った方が正しいかもしれませんが。

 

ですので、かなりのスピードでPCをさばくことが出来ます。

ウィンドウのタブの切り替えやブラウザとExcelの切り替えはもちろん、

ExcelやWordでも使えるショートカットキーを覚えているので、

PCの操作だけの速さをとると、他の職種と比べて速いと思います。

 

ミーティングに出て、議事録を書く際にはかなり役に立つんですよね。

もちろん効率的に作業を進める上でも重要です。

 

Excel、Word、PowerPointにて把握している機能の量が多い

SEはExcelを用いてデータの加工や集計などを行うことが結構な頻度であります。

また、ドキュメントなどもPowerPointやWordを利用して書くので、なるべく速く作業を終わらせるために機能を利用していくので、いろいろな機能を使えるようになります。

ですのでSEにとってExcel、Word、PowerPointの効率的な利用方法を習得するというのは大切なことです。

 

③便利なツールの使い方を知っている

これは、SEという職種によるためかもしれませんが、様々なツールを知っていて、それを使いこなせるようになっています。

便利なツールがあると自然と耳に入ってくる環境なので、勝手に使えるようになっているんですよね。

例えばテキストエディタで有名な「サクラエディタ」ですが、グレップという機能があります。探したい文言を、指定したフォルダの中にあるファイルすべてに検索を変えることが出来るという機能なのですがとても便利です。

こんな感じで、いろいろなツールを使いこなして作業できることもSEとして重要です。

 

 

SEに求めらるスキルその2 顧客折衝能力

SEのチームリーダーやマネージャークラスになるとお客さんと話すことが増大します。

1日4時間は打ち合わせで埋まることもあります。

その際に必要になるのが顧客折衝能力です。

 

よくある話題としてはこのシステムを構築するのにどのくらい日数がかかるか、その場合は費用はどのくらいかなど見積もりをすることです。

また、お客様の要望を聞ききつつ、自分たちのスケジュールや動かせるプログラマーの人数を鑑みて、どこまでだったらできて、これ以上は別途時間がかかるなという線引きをして、お客様とうまく折り合いをつける必要もあります。

 

この落としどころを見つける能力はとても大切です。

立場が異なる以上、あっちを立てればこっちが立たずのような状況はよくありますので、うまく顧客満足度を下げずに要望を満たしてあげる方法を提案できる能力は重要です。

 

 

SEに求めらるスキルその3 分かりやすく説明する能力

これはどういうことかというと、お客様とお話する際に、できるだけかみ砕いて相手が理解できるように説明することを指しています。

なぜ大切かというと、お互いの認識のずれを防ぐためです。

システムを構築してから、思ってたのと違うという状況はこういった説明が、

うまくお客様に理解してもらえない状態でプロジェクトが進んでしまった成れの果てという感じがします。

ドキュメントでもそうですが、相手がわかりづらいなと思ったら、画面のキャプチャを入れたり、説明文言を入れたりしながら、お互いの考えていることを合わせることは大切です。

専門用語を多く使ったり、相手がわかってなさそうなのに進めるというのは後々自分に跳ね返ってくるという心構えをもって説明をするというのはSEの資質の一つだと思います。

 

 

SEに求めらるスキルその4 システムに関する知識

当然ですが、SEにはシステム関する知識は必須となります。

ただ、すごく深い知識が必要というわけではなくて、お客様と話す際にきちんと要望を理解して、提案ができるレベルまで達していれば問題ありません。

要するに細かすぎる知識や、高い技術は必要ないということです。

あるに越したことがありませんが、実際の現場ではSEはお客様との対話がメイン作業、プログラマーはコードを書くのがメイン作業というように分けられているので、

ものすごいプログラミング技術が必要かというとそうではないです。

プロジェクトはチーム戦なので、お客様の要望をまとめ、提案し、決定事項をプログラマーへ伝えることが出来ることがSEとして求められるスキルです。

 

 

SEに求めらるスキルその5 新しい知識を柔軟に取り入れる能力

 IT業界は他の業界と比べて、新しい技術が早いスパンで出てきます。

そこでしっかりと吸収し、理解し続けることがとても大切です。

昔の技術が今では利用されていないといったことは、よく起こりますので、

アンテナを高くして、新しい情報が出たら、自分から取りに行くといった姿勢が大切です。

とはいえ、全ての情報を取得しなければならないということではありません。

SEにも得意領域があり、その領域の知識をしっかり押さえ、他の領域は3ヶ月や半年に一回程度どのような進歩があったか理解するだけで十分です。

 

このようにSEの業務はシステム構築のために、お客様と話をまとめてるということも含む性質上 システムの知識一辺倒では戦えないんですね。むしろ相手目線に立って色々考えプログラマーへ橋渡しをしてあげることが最も大切なことです。

 

少しでも皆さんのSEへの就職・転職にお役に立てたらうれしいです。

 

 それでは今回はこの辺で失礼します!